順調に(ry
いきなりクライマックスです。パル彦、「あン」じゃないよ、パル彦。
今週は超能力バトル?
セイとジュナのイサミヒコを巡る因縁。
それは、ジュナによればセイが兄イサミヒコを殺したことであり、
セイによればイサミヒコを見殺しにしてしまったこと。
否応なしにまとわりつく因縁に抵抗しようとする桃香
「自分は自分だって言え!桃花!言ってくれっ!桃花っ!」
叫びがせつない。
でも、桃花は答えられない。セイ=桃花は自らの負った罪が簡単に放り出せるような重さではないことを知っているのでしょう。
だから答えられない。
真琴と鬼梗は、因縁を無視して進もうとすれば、かえって桃花と由美子を苦しませることになると諭します。
「お前に何がわかる。」
「わからない。わかるはずもない。だからこそ、救えるのだ。」
安易に苦しみが理解できるなどと言わず、ただ悲しそうにつぶやく鬼梗さまはやさしい人です。
真の闇宮において、由美子の中で覚醒したジュナは、桃香の内なる石剣を用いてセイ=桃花を亡き者にしようとしますが、桃香の抵抗、そして鬼梗と真琴の妨害にあいます。
「仏」で明らかになったように、鬼梗とジュナには浅からぬ縁があります。
「鬼梗、お願い!邪魔しないでっ!」
叫ぶジュナ。
しかし、ジュナの憎しみに満ちた闇の力を、真琴の内なる竜王を操り、打ち砕く鬼梗。
フラッシュバックする記憶。現在の由美子にどことなく似た人形を抱く幼い少女。
ジュナは由美子、由美子はジュナ。
それが由美子という依り代にジュナを宿らせる呪縛の言葉でした。
「でも、それは終わりました。本当はあなたは私。私はあなた。真名。」
そうです。
呼びかけられているのは、実は、悲しみと憎しみに泣き叫ぶ幼き魂、ジュナであり、呼びかけているのは、おそらくは本来ジュナと同一である真名なのです。
由美子という生ける依り代に宿ったジュナの魂を解放し、ジュナ=真名を回復すること。
それは真名と鬼梗の再会の時でした。
涙と共にキスを交わす二人は、エロチックで、悲しくて、せつない。
次回は「氷」。
まだ冬なんだなー。
本当にまるまる2クール使って逆走するんだ。
山口監督は、頭オカシイと思うデス。アジタートであります。