呪う女

あー、お前も猫耳選ぶんだ、エルエー。
・・・?!ちょ、リカルドまでっ!!まじでか?
魔女の伝説の残る村で、村人をたぶらかす偽物の魔女、元超能力少女のナターリア。
かつて世界中で稼ぎまくったけれど、インチキがばれて家族も離散。
今はインチキ魔女として村人のお布施で優雅に暮らす彼女。
かわいそうなようでいて、同情する気にもなれない身の上話を聞かされ、ナディの表情もビミョー。
でもそんな彼女には隠された本当の力が。
他人の記憶を読み取る能力。
幼い頃の彼女は、その本当の「力」のせいで魔女と嫌われていたんですね。
ナターリアはそのことをエリスに打ち明け、友達になって欲しいと頼みます。
エリスにだけ打ち明けた本当の気持ち。
ナターリアは孤独だったのですね。ずっと。ずっと。
村人達がナターリアへ投げつけたランプの炎をエリスは「能力」で消し去ります。
くずおれるエリス。
そのエリスにナターリアが触れたとき、エリスに眠る「あの時」の記憶がナターリアへと流れ込みます。
初めてエリスの真実へと到達したナターリア。
その情報をアメリカへ売ろうとしますが・・・。
ジョディ"ブルーアイズ"の所属する「魔女の集会」的団体の過激派の放った者たちによって、ナターリアが得た真実を知る機会は永遠に失われてしまいます。
燃えさかる炎の中、チャッピーの写真の下に隠されていたナターリアの家族写真が悲しい・・・。
インカローズの輝きとともに、大きな物語が転がりはじめたエル・カザド
"ブルーアイズ"の属する機関の手先どものシルエットが不安感を煽ります。
ところで、今回のナターリア役はMADLAX小林沙苗さんで、「魔女集会」の議長役がミレイユの三石琴乃さん、というわけで前二作のファンへのサービスも怠りないですね。
(そういえば、前回のマルガリータ役の内川藍維さんもエリノアの中の人だった。不覚。)