撃つ男

思った通りジョディさんはアンチぺったんこ党の最後の砦というにふさわしい肢体の持ち主であることが明らかになりましたっ!
めでたい!
親の遺産で遊び暮らすガンおたく、オルテガnot 勇者の父ガンダムネタ知らないんだよ・・・orz)。
魔女会議内急進派戦闘員のしつこい襲撃から逃げるナディ達は、彼の車に電話を借りるために立ち寄ります。
ナディにはあまり反応しないオルテガですが、エリスを見たとたん表情が変わります。(逃げて、エリス、逃げてぇ)
ナディはジョディからの連絡で夜が明ければ襲撃は止むことを知らされます。
「夜の掟」。夜は魔女の時間。いかなる束縛も受けない自由な時間。
それが、たとえ魔女会議の決定であったとしても。
やはりジョディは現代に生きる「魔女」の側の意を受けて行動しているようです。
ジョディの胸に光るインカローズのペンダント。
エリスもまたインカローズの導きで南を目指しています。
ジョディも魔女なのでしょうか?
ローゼンバーグの部屋へ忍び込む手際の悪さからは特殊な能力を持ってるとは思えませんが・・・。
変な格好の戦闘員達に追いつめられるナディ達。
オルテガの車も無惨な姿に変わり、危機一髪のその時、夜が明けナディ達は救われます。
今回リカルドはリリオの看病でお休み。
我らのアイドル、エルエーは警官コスというマニアックな趣味にはまった模様。
ところで、今回の冴えないゲストキャラ、オルテガは無職、武器オタク、幼女趣味の三重苦に加え、パソコンおたくでネット依存、そして、政治家との癒着を語ってみたり、正義の鉄槌を下す、などと威勢の良いことを語ってみたり。でも、現実世界での経験はほとんど無く、飛んでくる銃弾をみて自動車の運転を尻込みするヘタレぐあい。
ナディのグローブへの口づけを、エリスの唇の感触と信じている彼は、本物とニセモノの区別もつかない愚か者なわけで、これまでのゲストキャラの中ではダントツに最下位の、とてもとてもヒドイ描かれ方をしています。
さて、今回のタイトルは「撃つ男」。
でも本当に狙い撃ちされたのは誰だったのか?
本物とニセモノの区別もつかない誰かさんへの真下監督からのカウンターパンチであるわけですね。
さてさて。
今回、さりげなく描かれた、でも、非常に重大な謎が一つ。
エリスのハァハァは今回何を引き起こしたのか?
オルテガの車のエンジンはエンストしたわけで、あれはエリスの仕業のようには思えません。
ナディ達を助けたのは夜明け。
そして「夜明けまで何時間あると思ってるの」というナディのセリフが伏線だとすると、その可能性は絞られてきます。
そしてエリスの「その能力」が本物だとすると、前回、ナターリアことナスターシャが、エリスの記憶に触れたとき、それがエリスの記憶であるにもかかわらず逆再生状態であったことを説明できるはずです。(アレが演出上の逆再生でないのならば。)
この予想はあたるかな?
次回も楽しみです。